(東経連情報第59号)東経連ビジネスセンターの次期支援組織について
(一社)東北経済連合会は、「東経連ビジネスセンター」が、2016年3月で5年間の活動期間が終了することを踏まえ、次期支援組織のあり方について検討してまいりました。本日開催した同センターの理事会において、次期支援組織を同じく「東経連ビジネスセンター」とし、2021年3月までの5年間を活動期間として、引き続き東北地域の産業競争力の強化に取り組むこととしましたのでお知らせいたします。
同センターは、2011年4月の設立以来、「Innovation For Growth」をスローガンに、「マーケティング・知的財産事業化支援」「産学連携・アライアンス支援」「グローバル・ビジネス支援」等の各事業を通じて、東北7県の地域企業の産学官連携やマーケティングの強化支援、企業間のマッチング支援、海外市場への進出支援等に取り組んでまいりました。この5年間の活動を通じて、支援企業の売上増加や開発案件の実用化等、多くの成果を上げており、地域の経済界からも継続的な支援スキームを望む声が上がっておりました。
今後の活動期間においては、「新しい東北『産学官グローバル・イノベーション・ゾーン東北の創生』」を基本目標に、①ILC・加速器関連プロジェクトや自動車産業への参入支援等による「モノづくり・イノベーション」の創出強化、②新市場、新技術により優れた農林水産資源等、地域資源の高付加価値化等に取り組む「ナチュラル・イノベーション」の創出強化、③新たな段階を迎えた被災地復興へ貢献するとともに、東京オリンピックをターゲットに力強く復興する東北企業の国内外への情報発信、に取り組んでいくこととしています。
同センターは、これまで蓄積した東北7県の県境を越えた支援専門家ネットワークを拡大・進化させるとともに、2020年の東京オリンピックの開催や、ILCをはじめとする加速器関連プロジェクト誘致等のチャンスを活かして、東北の復興の加速化や産業競争力の強化に全力で取り組んでまいります。
以 上
(添付資料)
【お問い合わせ先】(一社)東北経済連合会 産業経済グループ 西山
TEL:022-799-2104