－ 平成２８年１０月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「全体として緩やかな回復傾向にあるが、一部に弱めの動きが見られる」 － とし、先月判断を据え置きました。
個別項目をみると、鉱工業生産指数は、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業等7業種で上昇、はん用・生産用・業務用機械工業、情報通信機械工業等9業種で低下となり、前月比▲2.1％減と3カ月振りに低下した。個人消費では、百貨店・スーパー販売額（全店ベース）が前年同月比0.8％増と3カ月振りに増加となった。乗用車新車登録・販売台数については、前年同月比▲0.8％減と2カ月連続で前年を下回った。新設住宅着工戸数は、持家、貸家、分譲が前年同月比で増加し、2カ月振りに前年を上回った。公共工事請負額は、前年同月比▲9.2％減少し、3カ月振りに前年を下回ったが依然として高水準で推移している。有効求人倍率は1.34倍で前月より0.03上昇した。企業倒産については、倒産件数・負債総額ともに低水準で推移している。
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