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  3. (東経連情報第43号)東経連 新ビジョン2030「わきたつ東北」の策定について

 (一社)東北経済連合会(会長:海輪誠)は、このたび、2030年を見据えた東北の長期戦略を描く「東経連 新ビジョン2030『わきたつ東北』~結び、はぐくみ、未来をひらく~」を策定しました。東経連による長期ビジョンの策定は、2007年に策定した「2030年に向けた東北ビジョン」に次いで今回で6回目となります。 

 東北は、東日本大震災により被災地を中心に甚大な被害を受けるとともに、震災を契機に、人口減少・少子高齢化など地域がもともと抱えていた課題が深刻さを 増し、東北を取り巻く環境は非常に厳しい状況にあります。

 また、震災からの被災地の復興が道半ばの状況にある中で、2016年4月から新たに「復興・創生期間」に移行したことに伴い、復興予算の縮小は避けられず、今後は、東北地域として自立的な復興への取り組みがますます求められてまいります。

 こうした問題意識を踏まえ、東経連では、創立50周年の節目に合わせて、東北地域が置かれた現状を受け止めながら、輝かしい東北の未来の実現に向けた新しいビジョンを策定したものです。

 本ビジョンでは、未来の東北があるべき将来像として「わきたつ東北~結び、はぐくみ、未来をひらく~」を掲げ、2030年を目途に、ワーク・ライフ・バランスに優れ、真の豊かさを実感できる、いきいきとした地域社会の実現を目指すこととしております。

 東経連では、その実現に向けて、「地域社会の持続性と魅力を高める」「稼ぐ力を高める」「交流を加速する」を事業推進の3つの柱に据え、東北がこれまで培ってきた様々な地域資源や既存の産業等に多様で異質な先端的要素が出会い、融合し、そこから新たな価値が誕生するというダイナミックな経済活動を促進するため、各種事業を展開してまいります。

 また、新ビジョンの推進に当たっては、「東北は一つ」という東経連創立時からの基本理念を継承し、東北が一体となって取り組むとともに、従来の産学官連携の取り組みを、内外との「産学官金による共創」へと一段と高め、さらに、民間の提案力と事業推進力等を活かしながら、「従来の経済活動の枠組みを超えて」、理想の 地域社会を実現するために積極的に関わっていくこととしております。

 なお、本ビジョンの概要は添付資料のとおりです。

以 上

(添付資料)
・東経連 新ビジョン2030「わきたつ東北 ~結び、はぐくみ、未来をひらく~」概要版

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