－ 平成29 年10月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「全体として緩やかな回
復基調が続いている」 － とし、先月判断を据え置きました。
個別項目をみると、鉱工業生産指数は前月比0.5％減と2カ月連続で低下した。個人消費は、百
貨店・スーパー販売額が前年同月比1.7％減と3カ月連続で前年を下回った。ドラッグストア販売
額が前年を上回ったが、コンビニエンスストア販売額、家電大型専門店販売額、ホームセンター
販売額が前年を下回った。乗用車新車登録・販売台数については、前年同月比0.3％増と12カ月
連続で前年を上回った。新設住宅着工戸数は、同14.4％減と2カ月振りに前年を下回った。公共
工事請負金額は、同12.3％減と4カ月連続で前年を下回った。非居住用建築物着工床面積は、同
16.5％減と2カ月振りに前年を下回った。有効求人倍率は、1.48倍で前月比0.02ポイント上昇し
た。企業倒産件数は、前年同月比15.8％減と5カ月振りに前年を下回った。景気ウォッチャー調
査における現状判断ＤＩ（季節調整値）は、52.1となり2カ月連続で前月を上回った。
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