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プレスリリース

2019年08月28日

(東経連情報第17号)東北の景気動向(令和元年6月経済指標中心)について

- 令和元年6月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「全体として緩やかな回復基調にあるが、一部に弱めの動きが見られる」 - とし、先月判断を据え置きました。

個別項目をみると、鉱工業生産指数は前月比5.7%減と3カ月振りに低下した。個人消費は、百貨店・スーパー販売額が前年同月比0.5%減と9カ月連続で前年を下回った。家電大型専門店販売額、ドラッグストア販売額は前年を上回ったが、コンビニエンスストア販売額、ホームセンター販売額は前年を下回った。乗用車新車登録・販売台数については、前年同月比4.3%減と3カ月振りに前年を下回った。新設住宅着工戸数は、同3.2%増と3カ月振りに前年を上回った。公共工事請負金額は、同5.0%減と2カ月振りに前年を下回った。非居住用建築物着工床面積は、同1.4%減と5カ月連続で前年を下回った。有効求人倍率は、1.51倍で前月比0.02ポイント低下した。企業倒産件数は、前年同月と同数となった。景気ウォッチャー調査における現状判断DI(季節調整値)は、40.7となり2カ月連続で前月を下回った。なお現時点では、指標面での東北における米中貿易摩擦問題に関する大きな動きは見られないが、今後も東北経済に与える影響を注視していく。

詳細は添付資料をご覧ください。

 東北の景気動向(令和元年6月経済指標中心)

 

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