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  3. (東経連情報第43号)「新型コロナウイルス感染症の東北経済への影響に関するアンケート調査」の実施結果について

 一般社団法人東北経済連合会では、国内外に拡がる新型コロナウイルス感染症が東北経済に与える影響を把握し、国の政策に対する要望など今後の当会活動に資するため、当会会員企業を対象に「新型コロナウイルス感染症の東北経済への影響に関するアンケート」を実施しました。
 今回の調査は、813社の会員企業に対して実施し、302社から回答を得ています。調査結果は別添のとおりですが、主なポイントは以下の通りです。

〇国の対応については、約70%以上が評価している。

〇国に強化して欲しい施策は、緊急経済財政対策が最も高い。続いて、衛生用品(マスク等)対策、治療薬等
 の研究開発や感染拡大防止策等、新型コロナウイルス感染に直接つながる対策等の実施が強く求められてい
 る。

〇新型コロナウイルス感染症の東北経済への影響については、約90%が大きいと捉えている。観光客の減少、
 消費の低迷、イベント中止等による売上減が挙げられる。

〇新型コロナウイルス感染症予防対策について自社の対策としては、外部とのコンタクト自粛・禁止、出張の
 禁止等が中心で、テレワークについては大企業では導入されているが、中小企業はほとんど進んでいない。

 意見・要望等の個別のコメントとしては、「新型コロナウイルスの影響は地元経済においても着実に広がっており、収束に向けた対策の徹底継続および大胆な財政出動等の経済対策をお願いしたい」、「国として正確な情報を国民へ周知すべき。早く国民の不安を払拭するため、終息の宣言を出してもらうよう期待する」等の意見・要望等が見られた。

 

「新型コロナウイルス感染症の東北経済への影響に関するアンケート調査」の実施結果(令和2年3月)

 

【ご照会先】 一 般社団法人東北経済連合会産業経済G 大内
TEL022-397-9092

 

 

 

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