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  3. (東経連情報第44号)東北の景気動向(令和2年1月経済指標中心)について

― 令和2年1月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「全体として緩やかな回復基調にあるが、一部に弱い動きがみられる」― とし、新型コロナウイルスの影響は、1月末時点で個別には出始めているが、指標には表れていない。

 個別項目をみると、鉱工業生産指数は前月比6.0%増と2カ月振りに上昇した。個人消費は、百貨店・スーパー販売額が前年同月比2.3%減と4カ月連続で前年を下回った。コンビニエンスストア販売額、家電大型専門店販売額、ドラッグストア販売額が前年を上回ったが、ホームセンター販売額が前年を下回った。乗用車新車登録・販売台数は、前年同月比13.1%減と4カ月連続で前年を下回った。新設住宅着工戸数は、同16.8%減と7カ月連続で前年を下回った。公共工事請負金額は、同3.9%増と3カ月連続で前年を上回った。非居住用建築物着工床面積は、同60.6%減と12カ月連続で前年を下回った。有効求人倍率は、1.39倍で前月比0.08ポイント低下した。企業倒産件数は、前年同月比108.0%増と2カ月連続で前年を上回った。景気ウォッ  チャー調査における現状判断DI(季節調整値)は、41.3となり2カ月連続で前月を上回った。
 令和元年12月に新型コロナウイルス発生が確認され、1月末時点でも東北経済に影響は出始めている。その後、全世界へ感染が拡大し、世界経済が大混乱の様相を呈しており、先行きは不透明である。

詳細は添付資料をご覧ください。

 東北の景気動向(令和2年1月経済指標中心)

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