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  3. (東経連情報第1号)東北の景気動向(令和2年2月指標中心)について

― 令和2年2月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「新型コロナウイルス感染症の影響で、足元で大幅に下押しの動きが出ている」― とし、判断を下方修正しました。

 個別項目をみると、鉱工業生産指数は前月比2.9%増と2カ月連続で上昇した。個人消費は、百貨店・スーパー販売額が前年同月比3.1%増と5カ月振りに前年を上回った。コンビニエンスストア販売額、家電大型専門店販売額、ドラッグストア販売額、ホームセンター販売額いずれも前年を上回った。乗用車新車登録・販売台数は、前年同月比8.5%減と5カ月連続で前年を下回った。新設住宅着工戸数は、同16.7%減と8カ月連続で前年を下回った。公共工事請負金額は、同10.7%減と4カ月振りに前年を下回った。非居住用建築物着工床面積は、同18.7%減と13カ月連続で前年を下回った。有効求人倍率は、1.37倍で前月比0.02ポイント低下した。企業倒産件数は、前年同月比30.8%減と3カ月振りに前年を下回った。景気ウォッチャー調査における現状判断DI(季節調整値)は、31.1となり3カ月振りに前月を下回った。個人消費は、新型コロナウイルス対策に関する各種商品購入増加により上回ったが、その他の個別項目は軒並み指標が低下している。新型コロナウイルス感染症は、2月末時点で既に、東北経済に大きな悪影響を与えている。瞬く間に全世界へ感染が拡大し、世界経済が大混乱の様相を呈しており、先行きは予断を許さない。

詳細は添付資料をご覧ください。

 東北の景気動向(令和2年2月経済指標中心)

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