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  3. (東経連情報第5号)東北の景気動向(令和2年3月指標中心)について

 ― 令和2年3月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「新型コロナウイルス感染症の影響で、足元で大幅に下押しの動きが出ている」― とし、先月判断を据え置きました。

 個別項目をみると、鉱工業生産指数は前月比6.0%減と3カ月振りに低下した。個人消費について、百貨店・スーパー販売額は前年同月比4.1%減と2カ月振りに前年を下回った。ドラッグストア販売額、ホームセンター販売額は前年を上回ったが、コンビニエンスストア販売額、家電大型専門店販売額は前年を下回った。乗用車新車登録・販売台数は前年同月比11.9%減と6カ月連続で前年を下回った。新設住宅着工戸数は同2.7%減と9カ月連続で前年を下回った。公共工事請負金額は同3.4%増と2カ月振りに前年を上回った。非居住用建築物着工床面積は同23.4%増と14カ月振りに前年を上回った。有効求人倍率は、1.31倍で前月比0.06ポイント低下した。企業倒産件数は前年同月比32.6%増と2カ月振りに前年を上回った。景気ウォッチャー調査における現状判断DI(季節調整値)は15.9となり2カ月連続で前月を下回った。
 新型コロナウイルス感染症は、3月末時点で、既に東北経済に悪影響を与えている。4月には全都道府県に緊急事態宣言を発令されたことから、東北経済は今後更に厳しい状況になると見込まれる。

詳細は添付資料をご覧ください。

 東北の景気動向(令和2年3月経済指標中心)

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