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  3. 東北の景気動向4月(令和3年2月指標中心)について

― 令和3年2月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「依然として厳しい状況ではあるが、持ち直しの動きが続いている」― 

 個別項目をみると、鉱工業生産指数は前月比0.6%減と2カ月連続で低下した。個人消費について、百貨店・スーパー販売額は前年同月比3.4%減と3カ月連続で前年を下回った。家電大型専門店販売額は前年を上回ったが、コンビニエンスストア販売額、ドラッグストア販売額、ホームセンター販売額は前年を下回った。乗用車新車登録・販売台数は前年同月比4.0%減と3カ月振りに前年を下回った。新設住宅着工戸数は同1.2%増と20カ月振りに前年を上回った。公共工事請負金額は同24.8%減と2カ月振りに前年を下回った。非居住用建築物着工床面積は同4.7%増と4カ月連続で前年を上回った。有効求人倍率は1.16倍で前月比0.02ポイント低下した。企業倒産件数は前年同月比63.0%減と8カ月連続で前年を下回った。景気ウォッチャー調査における現状判断DI(季節調整値)は42.1となり4カ月振りに前月を上回った。
 新型コロナウイルス感染再拡大を受けて、3月に入り宮城県・仙台市、山形市による独自の緊急事態宣言が発出され、4月には宮城県内全域がまん延防止等重点措置の対象地域となった。足元では個人消費を中心に停滞する動きが強まっており、予断を許さない状況にある。

 詳細は添付資料をご覧ください。

 東北の景気動向(令和3年2月経済指標中心)

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