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  3. 東北の景気動向8月(令和3年6月指標中心)について

― 令和3年6月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「依然として厳しい状況ではあるが、持ち直しの動きが続いている」―

 個別項目をみると、鉱工業生産指数は前月比12.4%増と2カ月ぶりに増加した。個人消費について、百貨店・スーパー販売額は前年同月比3.2%減と3カ月ぶりに前年を下回った。ドラッグストア販売額は前年を上回ったが、コンビニエンスストア販売額、家電大型専門店販売額、ホームセンター販売額が前年を下回った。乗用車新車登録・販売台数は前年同月比5.0%減と4カ月ぶりに前年を下回った。新設住宅着工戸数は同0.3%増と2カ月連続で前年を上回った。公共工事請負金額は同0.2%減と3カ月連続で前年を下回った。非居住用建築物着工床面積は同1.2%減と3カ月連続で前年を下回った。有効求人倍率は1.29倍で前月比0.04ポイント上昇した。
企業倒産件数は前年同月比37.0%減と2カ月ぶりに前年を下回った。景気ウォッチャー調査における現状判断
DI(季節調整値)は46.9となり2カ月連続で前月を上回った。

 新型コロナウイルス感染者は、変異株が猛威をふるうことで全国的に増加し、東北・新潟でもまん延防止等重点措置地域に再移行する県があるなかで、半導体不足によるサプライチェーン問題の動向、人の移動が再び鈍化することによる企業・個人の生産および消費動向に十分注意する必要がある。

詳細は添付資料をご確認ください。

東北の景気動向(令和3年6月経済指標中心)

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