1. 一般社団法人 東北経済連合会
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  3. 新事業開発・アライアンス助成事業の新規採択について

 東経連ビジネスセンター※(会長 阿部 聡:(一社)東北経済連合会 副会長)は、新事業開発・アライアンス助成事業において、1件の採択を決定しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
 当センターでは、2016年度に(一社)東北経済連合会が策定したビジョン2030「わきたつ東北」で掲げた「稼ぐ力を高める」の具現化に向けて支援を行うこととしており、本件は、募集要項で対象事業に掲げる「新規性や優位性の高い商品や技術開発力を有するものづくり事業」に該当するものとして採択したものです。
 なお、同助成の採択件数は、今回の1件を加え、累計74件となります。
※(一社)東北経済連合会が2011年4月に設立した東北地域の産学連携や、企業のマーケティング等の事業化
 支援を行う支援センターです。

■賢治の土株式会社(岩手県盛岡市、代表取締役:畠山 武志 氏)
 ・支援テーマ:『新規生地特性を有する「モチ小麦:もち姫」を用いた新食感‘もちもち姫うどん’及び‘もちも
        ち姫餃子’などの開発』
 ・支援期間 :2023年1月~2023年12月
 ・支援先概要:賢治の土株式会社
        (2003年2月19日設立、資本金1,000万円、従業員数37名)
 ・共同開発先:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構東北農業研究センター株式会社中野製麺
 ・業務内容 :岩手県産品の販売、産直ギフト販売 他
 ・開発内容 :「モチ種の小麦」は、そのほとんどが岩手県紫波町で生産されており、やわらかく、モチモ
        チとした食感が特徴です。しかしながら、一般的な「ウルチ種の小麦」と比べて生地特性が
        大きく異なるため、食品利用の開発が進んでおりませんでした。
         本事業では、モチ種の小麦(もち姫)をうどんや餃子の皮の生地にする際に最適となる
        条件の解明を行い、もち姫を核とした新たな地域ブランド品開発を目指します。
         なお、現在もち姫はパンや麺、お菓子などを製造する際にブレンド用として使用されて
        いるのがほとんどですが、可能な限りもち姫100%の商品開発を目指します。
         本事業の実現により、モチ小麦の需要拡大や、モチ小麦を利用した新商品の市場開拓が
        期待されます。

新事業開発・アライアンス助成事業採択(1件)

【お問い合わせ先】
 東経連ビジネスセンター 大髙、西山
 〒980-0021 仙台市青葉区中央 2-9-10 セントレ東北11階
 (一般社団法人東北経済連合会 事務局内)
 Tel. 022-397-9098 Fax. 022-262-7055 http://tokeiren-bc.jp/

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