東経連ビジネスセンター（※１）は、マーケティング・知的財産事業化支援事業の新たな採択先２件を決定しましたので、下記の通りお知らせ致します。同支援事業の採択案件は今回の２件を加え、累計１９件となります。なお、支援期間は平成２６年７月～翌年６月の１年間となります。
詳細は、添付資料をご覧ください。
（※１）東経連ビジネスセンターは、一般社団法人東北経済連合会が平成２３年４月に設立した東北地域の産学連携等の支援や、企業のマーケティング、知的財産等の事業化支援を行う支援センターです。マーケティング・知的財産事業化支援事業は随時ホームページで受け付けております。
記
■（株）今井産業（青森県平川市、代表取締役：今井 公文氏）
・支援テーマ：青森県産材の杉・りんご樹の端材を活用した木質新素材「ｅ・Ｗｏｏｄ＋」の知的財
産事業化支援
・支援先概要：昭和２３年4月設立、資本金１０百万円、売上高１，７００百万円、従業員３０名
・業務内容 ：建築材料卸売
・内 容：今井産業は、これまで培ってきた木材加工技術や集成材の接着技術を応用し、青森県
産材の杉・りんご樹の端材を活用し、波形状に連続曲げ加工を施した、新素材「ｅ・
Ｗｏｏｄ＋」の開発に成功しました。この度、東経連ビジネスセンターに対し、同社
がパートナー企業へ開発素材を供給するため、事業アライアンス契約の確立化に向け
た助言と「ｅ・Ｗｏｏｄ＋」試作品のエンドユーザーへのモニタリングによる製品評
価の要望に対する支援申込があり、以下の支援を行うこととしました。
・支援内容 ：パートナー企業との契約などの知的財産および法務に対する支援として石井慎也知的
財産支援プロデューサーからのアドバイス、大志田典明マーケティング支援チーム・
プロデューサーを中心に市場ターゲットを踏まえた製品評価と「ｅ・Ｗｏｏｄ＋」の
商品開発アドバイスを実施します。
■（株）宮城化成（宮城県栗原市、代表取締役：小山 昭彦氏）
・支援テーマ：不燃性・光透過性を有する新規複合材のマーケティング
・支援先概要：昭和６２年６月設立、資本金２０百万円、売上高７００百万円、従業員３８名
・業務内容 ：プラスチック部品製造
・内 容：宮城化成は、これまでのＧＦＲＰ（ガラス繊維強化プラスチック）製品の製造技術を
応用し、光透過性が良く、不燃性を有し、軽量で安全性の高い、鉄道車両用の画期的
な照明カバーの開発に成功しました。この度、同社より、東経連ビジネスセンターに
対し、販売ルート・ネーミングなどの営業戦略に取り組みたいとの支援申込があり、
以下の支援を行うこととしました。
・支援内容 ：大志田典明マーケティング支援チーム・プロデューサーを中心に市場ターゲットを踏
まえたネーミングなどのブランド構築支援、下村豊セールス支援チームディレクター
による販売ルート・販売価格設定などの営業戦略支援、石井慎也知的財産支援プロデ
ューサーによる特許使用料・販売代理店契約などの知的財産および法務に対する支援
を実施します。
【プレス文】マーケティング採択（今井産業、宮城化成）（ＰＤＦ）
【本件に関するお問い合わせ先】
東経連ビジネスセンター／西山、高橋、安井
〒980-0021 仙台市青葉区中央2-9-10 セントレ東北11階
（一般社団法人東北経済連合会 事務局内）
ＴＥＬ：022-225-8561、ＦＡＸ：022-262-7055
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