東南アジア最大級の見本市「THAIFEX」における成約状況について ~2年連続の出展を通じて、31件の商談が成立~
東北経済連合会(会長:増子次郎 以下、東経連)は、5月27日(火)~31日(土)にかけて、東北・新潟7県との官民による広域連携の下、タイの首都・バンコクで開催された東南アジア最大級の国際食品総合見本市「THAIFEX-Anuga Asia 2025(タイフェックス- アヌーガ アジア2025)」(以下、THAIFEX2025)に出展しました。
2年連続の出展となる今回は、東北・新潟の7銘柄のコメに加え、新たな取組みとして、ご飯に合う地域産品も出品しました。“東北・新潟県産米が日本のベストクオリティ”というイメージの訴求・定着を図るとともに、地域産品との相乗効果を活かすことで、タイをはじめとする東南アジアへの新たな販路確保・拡大を図ることを目的に実施したものです(2025年5月14日お知らせ済)。
THAIFEX2025期間中、コメに関する商談121件のうち、10月末時点で11件の商談が成約に繋がりました。また、ご飯に合う地域産品については61件の商談を行い、現在も成約に向けた交渉が継続しています。さらに、昨年のTHAIFEX2024におけるコメの商談についても継続的に交渉を進めた結果、10月末時点で20件の成約(2024年11月1日お知らせ時点から、11件増)に繋がりました。
これらを合わせると、THAIFEXへの2年連続出展を通じて、現在までに合計31件の成約が実現しています。なお、本出展および商談・成約対応については、コメは木徳神糧株式会社※1から、ご飯に合う地域産品はアジアクリック※2から協力を得て実施しております。
こうした成果について、木徳神糧からは、「通常の国際見本市での成約率に比べて非常に高い水準になる。7県が広域連携することで、バイヤーの希望用途に寄り添った幅広い提案が可能になっている効果が大きい」との評価を得ております。
また、今回の出展を通じて、海外のバイヤーから「今まで食べた日本産米の中で一番風味が良くて感動した。品質の高さが伝わってきた」、「ご飯と合わせることで、それぞれの良さがより引き立つ」などの東北・新潟のコメや地域産品を高く評価する声が多く聞かれました。東南アジアをはじめとする多くの国の方々に、東北・新潟県産米の品質の良さ、地域産品の魅力を実感いただき、日本のベストクオリティ米としての訴求・定着に繋がったものと考えております。
東経連では、引き続き、東北・新潟の基幹産業である一次産業を持続的で魅力ある産業へと発展させることを目的に、政府の「農林水産物・食品の輸出拡大実行戦略」に基づき、当地域の強みであるコメをはじめ地域産品の輸出拡大に取り組んで参ります。
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参考
※1 木徳神糧の概要
(1)会社名:木徳神糧株式会社
(2)代表者:代表取締役社長 鎌田 慶彦
(3)所在地:東京都千代田区神田小川町2-8 木徳神糧小川町ビル
(4)資本金:5億2,950万円
(5)業務内容:米穀、飼料、鶏卵、その他食品等の仕入、加工、販売並びに輸出入
※2 アジアクリックの概要
(1)会社名:ASIACLICK ASIA PACIFIC REGIONAL OFFICE PTE.LTD.(通称:アジアクリック)
(2)代表者:代表取締役社長 高橋 学
(3)所在地:20 Collyer Quay : #23-01, Singapore 049319
(4)資本金:40,000シンガポールドル+2,100万日本円
(5)業務内容:日本とアジアの消費者が「知る・繋がる・うまく行く」ための、訪日インバウン
ドPR、現地旅行会社へのセールス代行、ASEAN 現地語での SNS 運用、現地リサーチ、
旅行博等イベント支援、貿易輸出支援(現地市場調査、現地プロモーション等)
【本件に関するお問い合わせ】
(一社)東北経済連合会 食・観光グループ 東山・横山・髙橋 TEL:022-397-6343(髙橋)
東経連のこれまでの地域産品の輸出拡大、促進の取組み等は、以下URLをご覧ください。
https://www.tokeiren.or.jp/press-release(東経連ホームページ)