国土交通省東北地方整備局様の事業として施工中の「成瀬ダム」は秋田県雄勝郡東成瀬村内の雄物川水系成瀬川に建設が進められている多目的ダムで、「洪水調節(洪水被害の軽減)」「流水の正常な機能維持(河川の動植物の生態を守るとともに景観維持のための水量調整)」「農業用水の供給」「生活用水の供給(水道)」、そしてCO2を排出しない「水力発電(最大出力5,800kW)」の5つを目的としています。
こうしたカーボンニュートラルの要となる水力発電の機能を有するダムであるとともに、その施工方法おいても、IoT・DX技術を活用した世界初の自動化施工が実装され、省人化及びCO2排出削減に向けた工夫がされており、全国唯一の先進的工事とのことで、ダムの堤体打設工事の施工者である鹿島・前田・竹中土木特定建設工事共同企業体の代表者である鹿島建設様にお願いして工事現場の見学に入らせて頂いたもので、レポートを作成いたしましたのでご覧いただけますと幸いです。(下記をClickください)
※なお、上記のレポートでは触れておりませんでしたが、鹿島建設(株)様から成瀬ダム堤体への低炭素コンクリートの導入についてのプレスリリースが2024年12月3日付で発出されております。 ↓
低炭素型コンクリート「ECMコンクリートⓇ」を成瀬ダム堤体へ本格導入 | プレスリリース | 鹿島建設株式会社